大江戸温泉ホールディングス 米ファンドが買収へ


 

2020年東京オリンピックに向け外国人観光客集客の見込み

 

アメリカの大手投資ファンド「ベインキャピタル」が3月中旬をめどに「大江戸温泉ホールディングス」の全株式を取得することが決まったそうです。取得金額は500億円の見込み。

 

「大江戸温泉物語」は東京お台場近く(ゆりかもめ「テレコムセンター駅」)にある簡易宿泊施設付の巨大な温泉テーマパーク(いわゆるスパ銭)からスタートしましたが、あっという間に全国の温泉旅館を買収してしまいましたね。

 

栃木県だけでも、5軒あります。

 

那須塩原「かもしか荘」

那須塩原「ホテルニュー塩原」

鬼怒川「御苑」

鬼怒川「鬼怒川観光ホテル」

日光「日光霧降」

 

大江戸温泉物語グループ 公式サイト

http://www.ooedoonsen.jp/

 

 

昔のCMソングが頭に浮かぶような全国的知名度が高かった宿もありますが、

大型旅館の衰退に加え、栃木県の場合には足銀破たんの影響が大きかったのでしょうね。

 

経営難に陥った大型旅館を安値で買い取って、低価格路線で経営するというと、

他に思いつくのは、伊東園、おおるり、最近は「復興御宿〇〇」。

逆を行くのが星野リゾート。

 

 

今回、大江戸温泉物語は順調に売り上げを伸ばしていて特に経営難ということはないようです。

もともと、安く買収して経営を復活させてから高値で売却という経営方針の会社ということのようですが、

果たして外資による温泉旅館はどんなところになるのか。

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